線路沿いの道を、満開の桜が包み込む「堀川町線の桜並木」【徒歩5分】

まずは地元の人々から愛される「堀川町線の桜並木」を。JR川崎駅北改札からすぐ、ホテルからは歩いて5分ほどの場所にあります。

「堀川町線」は道路の名称。駅から多摩川方面に向けて、JR線の線路と並行しています。

「堀川町線」は道路の名称。駅から多摩川方面に向けて、JR線の線路と並行しています。

ホテルから北西に向けて歩くこと、15分。幸区が誇る桜の名所、「南河原公園」があります。詳しい行き方はホテルスタッフへおたずねください。

東京ドームのおよそ1/2個分。広大な敷地の半分を占めるのがお花見エリアです。1950年に設立された歴史ある公園のため、樹齢の長い桜の木が多いのが特徴。小さな丘から眺める満開の桜は壮観です。

園内には、遊具のほか、ジョギングコースや健康器具も。子ども、大人それぞれに楽しめるアクティビティが充実しています。

日本屈指のお花見スポット、「上野恩賜公園」。あまり知られていませんが、実は川崎から30分以内で行けるんです！

桜の名所として知られるようになったのは元禄年間（1688 - 1704）。寛永寺を創建した天海僧正が上野の山に桜を植えたことから始まったと言われています。

現在は「さくら名所100選」にもランクインしており、園内で咲き誇る桜は約50品種、約1200本。写真の「不忍弁天堂」のほか、「清水観音堂」、「上野東照宮」など歴史建造物とともにお花見が楽しめるのも、この地ならでは。

見どころは「さくら通り」と呼ばれる、中央園路の桜並木。400メートルの道を覆いかぶさるようにして咲く満開の桜に、思わずため息がもれます。

夜桜さんぽができるのは、23：00まで。それ以降は閉園してしまうのでご注意を！

その名の通り、3つの池がある「三ツ池公園」。かつて灌漑用につくられた“ため池”は今や美しい樹林地の引き立て役に。水辺に咲く桜は壮麗で「さくら名所100選」にも選ばれています。

東京ドーム約6個分の広大な敷地を彩るのは、約1000本の桜。2月中旬に見ごろを迎える寒桜を皮切りに、約70品種が次々と満開に。4月中旬ごろまで春の景色を堪能できます。

園内には、神奈川県と韓国・京畿道（きょんきどう）との友好提携を記念して作られた「コリア庭園」（※入園料は無料）もあり、見どころ満載です。

最後にご紹介するのは、船の上からいつもと違った目線でお花見ができる「大岡川桜クルーズ」です。
ショッピングモール「ベイクォーター」2階にあるのりばまでは、横浜駅きた東口から徒歩5分。みなとみらいエリアを通って、横浜有数の桜の名所・大岡川の下流まで渡り往復する60分のコースです。

今回は18：00発のクルーズに乗船しました。（※時刻表は時期によって異なります）

10分ほど乗船すると、みなとみらいの夜景が一面に広がります。地上よりも臨場感があり、迫力も十分。

大岡川に入ると、景色は一変。ライトアップされた甘美な桜に心奪われつつ、12の橋をくぐり抜けながら、黄金町周辺まで渡ります。

川沿いの散歩道「大岡川プロムナード」には約5キロの桜並木が続き、その数はおよそ700本。クルーズで鑑賞できるのは下流部分ですが、水面に映る幻想的な桜の姿は、きっと忘れがたい思い出となるでしょう。

正門を抜けると一面に広がる、風光明媚な日本庭園。「三溪園」は、製糸、生糸貿易で財を成した実業家・原三溪が明治39年（1906年）に開園しました。東京ドーム4個分の広大な敷地には、京都や鎌倉などから移築された歴史的建造物17棟が配置。9種類約250本の桜が咲き誇るお花見どころとしても知られています。

毎年3月下旬から4月初旬までは開園時間を21：00まで延長し、園内をライトアップする「桜めぐり」を開催。外苑の大池周辺の桜と古建築を中心にライトアップが行われ、大池に映し出された桜と歴史的建造物は幻想的な美しさです。

こちらは春限定メニュー「春恋だんご（350円税込）」。いちご、うぐいす、さくら、うめの餡がのったカラフルなおだんごです。「三溪園茶寮」で毎年2月中旬から4月末まで販売されています。

高台にある「旧燈明寺三重塔」まで上ると、お花見もいつもとは違った風情に。園内や本牧の街の風景が一望でき、とても清々しい気分になれます。

さらに展望台「松風閣」まで足を運ぶと、晴れた日には富士山を拝むことができます。市街地のなかにあるとは思えない、自然にあふれた空間。散歩しがいのある施設なので、おでかけの際はぜひ歩きやすい靴で！