まずは、渋谷のシンボル「忠犬ハチ公像」へ。到着すると、ハチと記念写真を撮るための長蛇の列が！集っていた人の人種・年齢・性別はさまざま。かつては待ち合わせ場所の定番でしたが、今や渋谷を代表するフォトスポットへ発展を遂げていました。

愛する主人亡き後も毎夕帰りを約10年待ち続けたハチ。大正時代、渋谷駅前を舞台に紡がれた物語は、国境を越え、時代を越えて、多くの人々を魅了し続けているんですね。

この日の待ち時間はおよそ10分。無事にハチを愛でることができました！

あらためて見る秋田犬・ハチの表情はとても穏やか。眺めているだけで心癒されます。

次は「忠犬ハチ公像」のすぐ北側に広がる「渋谷スクランブル交差点」へ。

渋谷駅を背に横断歩道を渡りながら、左斜め方向を見ると「SHIBUYA109」の姿が見えます。
1回につき、最大約3000人が通行するとあって、青信号になると「人の波が押し寄せる」ような不思議な感覚に！“世界で最も有名な交差点” そして“世界で最も混雑している交差点”と評されるのもうなずけます。

「渋谷センター街」側から横断歩道を渡りシャッターを切ると、昔ながらの渋谷の建物を背に雰囲気ある１枚が撮れました。

横断歩道近くに立つ標識の裏に目を向けると、シールが張り巡らされ、まるでストリートアートのよう！こんな風景に出会えるのも渋谷ならでは、ですね。

「渋谷スクランブル交差点」を横断し、「渋谷センター街（以下、センター街）」へ突入。飲食店やカラオケボックス、衣料品店などが800店舗あまり立ち並ぶ繁華街です。平日は約5～6万人、休日は約7～8万人が訪れるとあってとても賑やか。

ファインダーを覗いてみると、とにかく看板がカラフルでユニーク！ポーズをとるスタッフも楽しそうです。この場所から渋カジやギャルなど伝説のストリートカルチャーが生まれたのも納得です。

かつてこのエリアでスペイン風の喫茶店を営んでいたオーナーが名づけたという「スペイン坂」は、センター街を抜け、「渋谷PARCO」を向かう途中にあります。
クローズされた今も、喫茶店が実在した歴史が通り名として刻み込まれているなんて。とてつもないロマンを感じますね！

老舗のカフェや雑貨店が立ち並ぶ通りを抜け、階段を上ります。手すりがスタイリッシュだと、それだけで足取りも軽くなります。

階段を上った先の公園通り付近では、自由の女神にも遭遇。お気に入りの1枚になりました。

ひとしきりフォト散歩を楽しんだあとは、公園通りにある「らーめんと甘味処　九月堂（以下、九月堂）」へ。店名の通り、ラーメンと甘味が一度に味わえる貴重なお店です。

ラーメン職人の店主とパティシエの奥様による“らーめんカフェ”。店内に入ってまず、目を引いたのはオシャレなランプと‥…。

キュートな箸袋！こだわりとあたたかみが感じられる店内に、料理への期待がますます高まります。

麺メニューは、ラーメン、つけ麺、担々麺、中華そばなど全10種類。化学調味料を一切使わない、身体に優しい一杯です。

「海老みそらーめん（1,100円）」。みそのコクに海老の旨味がほどよくマッチした、インパクトのある一品。

ホテルスタッフも一口食べて「美味しい～！！」と感激の嵐。

「らーめん　こってり（950円）」。豚骨、鶏ガラ、香味野菜、黒大豆を丸一日丁寧に炊き上げた濃厚でとろみのあるスープに柚子がさっぱりと香ります。

「麻辣担々麺（1,200円）」。クリーミーで優しいスープのなかに、強めのスパイスが効いている！辛党の方も満足できる辛さです。

甘味メニューは、和パフェやフロートなど10種類。こちらは「ハートチョコレートパフェ（750円）」。ハート型のチョコ、マシュマロ、パイの下にチョコレートアイス、コーンフレークが敷かれ、食べ応え充分。

つい食べるのを忘れてしまうぐらい、撮影に夢中になってしまう……そんな可愛らしいパフェでした

こちらは「黒ごまコーヒーフロート（650円）」。黒ごまアイスとアイスコーヒー、実はとっても相性がいい！全体的に甘さ控えめで、食後さっぱりしたい方におすすめです。

「九月堂」はカフェのみの利用もOK。ランチ、ティータイム、ディナーと幅広く活用できそうです。

「渋谷の街を一望してみたい」という方は、ぜひ「渋谷ヒカリエ スカイロビー」へ。朝7時から深夜0時まで開放されている、無料の展望スペースです。

日ごとに変わりゆく街の風景を、地上約60メートルから眺められるのはとっても貴重。

シャッターを押す手にも力が入ります。

フロア内には渋谷駅周辺の再開発イメージが一目でわかるジオラマも展示。

次回は、キレイな夜景をお目当てに訪れたいと思います！