Seasonal ART #Phase 28 / January 8 2026- March 31, 2026
「Seasonal ART #Phase28」では、湯浅克俊氏の作品をお届けします。
湯浅克俊は、木版画作家です。写真をベースに、イメージを木の板に刻み、紙にイメージを刷るまでを一人で行います。時間をかけて、イメージの深い底に存在する理念に触れることを木版画で表現します。
新年の展示に向けて、古来から人気のあった、北斎や広重などのよって描かれた富士山をテーマに、新作を発表します。
Profile
1978 年、東京生まれ。2002 年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業後、渡英。2005 年 ロイヤルカレッジオブアート修士課程版画学科修了。2018 年横浜美術館「モネそれからの 100 年」に出展。その他展示多数。主な収蔵先として、主な作品収蔵先として、Cleveland Museum of Art / Minneapolis Institute of Art / New York Public Library アメリカ Laing Art Gallery/ Victoria & Albert Museum / Royal College of Art イギリス Museum of Contemporary Art Leipzig / Sprengel Museum Hannover ドイツ China Printmaking Museum 中国など多数。
Message
ここ最近このコンビニには多くの海外からの観光客が訪れるといいます。富士山とコンビニという組み合わせがとても日本らしいからでしょう。(Hot spot #1)富士山は古くから信仰の対象でした。富士山が噴火していた頃は畏怖の念を抱き、噴火が収まるように遠く離れた場所からお祈りしていました。噴火によって噴き出した溶岩が大きな湖に流れ込み、その後それが樹海となり、本栖湖、精進湖、西湖が出来たと考えられています。噴火活動が収まると富士山の持つ神力、霊力を得ようと修験者たちが山に入り始めました。富士峰修行がだんだんと民衆に広がり富士講へと繋がります。富士講とは「富士を拝み、富士山霊に帰依し心願を唱え、報恩感謝する」という教えです。江戸時代に富士講は大流行し、多くの人が富士登山をするようになり、江戸市内には富士塚を築き、富士山まで行けない人たちがそこで参拝や祭りを行いました。浮世絵版画として富士山とその道中を描いた北斎の『冨嶽三十六景』や広重の『東海道五拾三次』は大ヒットしました。現代においてもそんな富士山の人気は衰えません。現在も多くの人が頂を目指して富士山に登り、富士山を綺麗に眺められる場所は人気の観光スポットとして国内外の観光客を集めています。今も昔もそれだけ人を惹きつける磁力があるのでしょう。今回改めて富士山をモチーフとした作品に取り組み、富士山の多面的な魅力と富士山を含めた風景の多様さに気付かされました。私も富士山の魅力に完全に心を奪われたようです。
アートディレクション:CHIE SAIKI ART PROJECTS
Voice of Artist
ホテルメトロポリタン 川崎ではシーズナルアートとして、ロビーの展示作品を季節ごとに変えております。「Voice of Artist」では作家の創作手法や作品への想いを動画でお届けします。
※近日公開予定
エントランス
Hotspot #1
水性木版画
素 材:顔料ペースト、墨汁、手漉き和 紙(本美濃紙)
サイズ:35.5×55.5cm
価 格:250,000円(税込)
Hotspot #2
水性木版画
素 材:顔料ペースト、墨汁、手漉き和 紙(本美濃紙)
サイズ:50×40cm
価 格:250,000円(税込)
エレベーターホール
The Wellspring of Art
木版画
素材:ベニヤ板、墨汁、版画用油性インク
サイズ:50×40cm
価 格:800,000円(税込)
フロント
Shinrabansho (All things in nature) #1
油性木版画
素材:ベニヤ板、墨汁、版画用油性インク
サイズ:61×180cm
価 格:1,500,000円(税込)
Shinrabansho (All things in nature) #2
油性木版画
素材:ベニヤ板、墨汁、版画用油性インク
サイズ:61×180cm
価 格:1,500,000円(税込)
Archive
- #Phase 27 / October 1 2025- January 7, 2026 Andrea Myers
- #Phase 26 / July 1 2025- September 30, 2025 大和美緒
- #Phase 25 / April 1 2025- June 30, 2025 河本蓮大朗
- #Phase 24 / January 7 2025- March 31, 2025 戸田沙也加
- #Phase 23 / November 8 2024- January 7, 2025 小林万里子
ホテルメトロポリタン 川崎のテーマは、「出会いと物語の始まる場所」。
川崎という街、音楽、アート、レストランでの新たな味覚など様々な味覚との出会いを紡いでいく舞台としての空間づくりを目指してまいります。
その中でも“アートとの出会い”として、全8か所のうち3か所のアートを定期的に入れ替えてまいります。
こちらの作品はご購入いただけます。(作品の引き渡しは展示期間後となります)
お問合せ:CHIE SAIKI ART PROJECTS 西喜 智江 (info@chiesaikiartprojects.co.jp)
